公開日2023.06.29

リフォームとリノベーションって何が違うの?どんな人にオススメ?

リフォームとリノベーションって何が違うの?どんな人にオススメ?

「リノベーション」という言葉の認知度は上がってきましたが、まだまだリノベーションでできることやリフォームとの違いなど、具体的な意味までは浸透していないのかなと思います。

 

今回は「リフォームとリノベーションで何が違うの?」という疑問にお答えします!

それぞれ「こんな人にオススメ」も紹介しているので、施工会社選びの参考にしてみてくださいね。

目次

リフォームとリノベーションの違いとは?

 

リフォームとリノベーション、似たような意味の言葉ですが、ニュアンスがやや異なります。

まずは言葉の意味をおさえておきましょう。

 

 

リフォームとは?

一般的にリフォームとは、老朽化した設備や室内を元の新築の状態に直すことをいいます。

 

経年劣化によってマイナスになった状態をスタート地点まで戻す、原状回復のイメージです。

 

 

リノベーションとは?

一方、リノベーションとは住まいの性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすること。

 

間取りや内装を変更したり、断熱材を入れて住まいの断熱性を改善したりする場合は“リノベーション”といいます。

マイナスを元の状態に戻すだけでなく、今の暮らしにあわせて住まいをプラスの状態へ持って行くイメージです。

 

 

スケルトン?フル?リノベーションの違い

じつはリノベーションとひと言でいっても、「既存のものをどこまで残すか」でスケルトンリノベーションとフルリノベーションの2種類に分けられます。

 

 

スケルトンリノベーションとは?

スケルトンリノベーションとは

 

スケルトンリノベーションとは、下地なども含め室内をすべて解体し、コンクリート剝き出しの状態から作り上げていくリノベーションです。

ゼロの状態から再度作っていくので、下地や配管などの見えない部分に対する不安を払拭できます。

 

スケルトンリノベがオススメなのは、

・断熱材を入れて断熱性能を上げたい

築古物件で壁などにカビによる黒ずみがある

・不安を残したくないから、変えられるものはすべて新しくしたい

場合です。

 

「問題なく使えるなら既存部分を残してもOK!浮いたお金で設備や内装にこだわりたい」という人には、下記で紹介するフルリノベの方が解体・工事費を抑えられてオススメです。

 

 

フルリノベーションとは?

フルリノベーションとは

 

フルリノベーションとは、すべてを解体するのではなく、まだ活用できる下地などを残しながら間取り変更を行っていくリノベーションのことを指します。

スケルトンリノベーションと比べて、解体・大工の費用を抑えられる点がメリットです。

 

また、施工の視点から見ると、じつはフルリノベの方が豊富な経験と高い技術を求められる難しい工事なんです。

なぜなら、既存の下地や配管を見て「残す・残さない」を的確に判断できる検査力、既存のものを上手く活用しながら仕上げていく施工力が必要だから。

 

すべて解体してしまうスケルトンリノベは、検査も既存部分を気にする必要もありません。

 

“フルリノベーションに対応できる”とうたっているリノベ会社は、経験豊富で技術力が高い会社といえます。

ぜひ会社選びのポイントに加えてみてくださいね。

 

 

リフォームとリノベーション、どんな人にオススメ?

 

リフォームが向いている人

築浅マンションの購入を検討している人には、リフォームがオススメ。

 

築5年程度の物件であれば、間取りや設備も今のものと大きくは変わりません。

キッチン・お風呂の耐用年数は15年~、トイレの耐用年数は10年~といわれているので、クロスや水まわりなど気になる設備を交換してしまえば、新築と大差のない住まいが手に入ります。

 

また、中古とはいえ築浅マンションは、中古マンションの中でもかなり価格が高め。

下記は、築年数別の成約価格の推移です。

 

築年数別中古マンション成約価格の推移

※(公財)東日本不動産流通機構「築年数から見た 首都圏の不動産流通市場(2021年)

 

リフォームで済めばトータルの住宅取得費を抑えられますね

 

 

リノベーションが向いている人

見えない部分も新しくしたい人、大幅な間取り変更をしたい人には、リノベーションがオススメです。

 

配管や下地なども新しくする(既存残しをする場合は問題ないか、しっかり検査する)ため、見えない部分に対する不安を解消できます。

 

また、今のライフスタイルにあわせて

・不要な壁を取り払って、生活動線を改善する(寝室→収納→洗面を回遊できる動線など)

・部屋数を変更する(3LDK→1LDKなど)

・水まわりを移動する(廊下に洗面台を設置する、壁付→対面キッチンに変えるなど)

といった間取り変更も対応可能です。

 

ただし、マンションならではの制限があるため、希望通りにならない場合もあります。

やりたいことが決まっているは、物件を購入する前に「希望の工事ができる物件なのか」確認できると安心です。

 

リノベーションなら自分の暮らし方を家に合わせるのではなく、住まいをあなたの暮らしに合うように変えることができます。

「今の家の○○が不満」「もっと○○な暮らしがしたい」という思いがあるなら、リノベーションをオススメします!

 

 

関連コラム


「マンションリノベでできること、できないこと」

マンションリノベーションでできること・できないことは、こちらのコラムでご紹介しています!

建物構造やマンションの規約によってさまざまな制限があるので、事前に把握しておきましょう。

 

 

【まとめ】リフォームとリノベの違いを知って、施工会社選びの参考に!

リフォームとリノベーションの違い、何となくでもお伝えできたでしょうか?

どちらの言葉も建築業法上の明確な定義があるわけではないので、リノベーション人気にともない、リフォームとリノベーションの差があいまいになってきている印象です。

 

とはいえ一般的に、リフォームが得意な会社とリノベーションが得意な会社では、できることが変わってきます。

また、スケルトンリノベを希望するか、フルリノベを希望するかでも、リノベ会社選びが変わります。

 

最適な施工会社を選ぶためにも、まずはご自身が暮らしに求めるものを整理してみてくださいね!