更新日2023.09.21
公開日2023.09.21

ふわふわするフローリングって何?

ふわふわするフローリングって何?

物件探しでマンションを内覧した際、ふわふわという踏み心地のフローリングに出会ったことはありませんか?

そのフローリング、「遮音フローリング」って言います。

初めて体感する人からは、「ふわふわしていてなんか変な感じ・・・」「違和感・・・」などのマイナスなイメージが多いですが、そのふわふわはちゃんとした理由があるんです!

今回は、遮音フローリングについてお伝えしていきましょう!

 

目次

物件によって違う床の工法

一般的なマンションの床仕上げは「直張り工法」と、「置き床(二重床)工法」という2つの種類に分けられます。

直張り工法は、コンクリートの床の上に直接フローリング材を敷き詰める工法。

置き床工法は、コンクリートの床の上に支持脚を立てその上にフローリング材を敷き詰める工法です。

築年数が古い物件では直張り工法が一般的ですが、2000年以降の物件では置き床工法が主流になっており、コンクリートの床からフローリングの間に空間ができるため、配管や配線を自由に通すことができ、リノベーションの自由度が比較的高いのが特徴です。

 

 

マンションだからこそ、下の階の住人への配慮

マンションでは一般的に「遮音等級」というものが定められており、直張り工法・置き床工法問わず、リフォームをする際は必ず決められた等級を守らなければなりません。

そもそも「遮音等級」とは、建物の遮音性能のレベルを表す指標のことを指しています。

「L-45」「L-40」などのレベルがあり、数値が低いほど遮音性能が高く、人の走り回りや飛びはね、椅子の移動音や物の落下音などの生活音を軽減することができます。

 

置き床工法では、支持脚の下部に防振ゴムが付いており、そのゴムによって遮音を取っているので、支持脚の上に張る床材に制限がなく、無垢フローリングなども施工することが可能です。

 

一方で直張り工法は、コンクリートに直接フローリングを張るため、フローリング材そのものに遮音性能が必要になります。

そこで登場するのが「遮音フローリング」

遮音フローリングは、コンクリートとの接地面がフェルトなどのクッション材になっており、そのクッション材で遮音を取ります。

 

冒頭でお伝えしたふわふわした踏み心地のフローリングとは、このクッションによるものです。

このクッション材のおかげで、生活音が下の階に響くのを抑えることができ、上下階がお互いに安心した生活ができるのです。

※遮音等級を満たしていても、全ての生活音が聞こえないわけではありません。

 

 

床のふわふわが好きじゃない・・・変えることができる?

直張り工法から、置き床工法に変更することは可能ですが、いくつかの懸念点があります。

直張り工法だったマンションから、置き床工法に変更する場合、

最小寸法で支持脚を設置したとしても、フローリング面が10㎝程度上がってしまうのです。

 

築年数が古いマンションほど天井の高さは低く、また梁の高さも低いため、床が上がった場合の天井の見え方、梁の圧迫感などが変わってきてしまいます。

また、玄関框にもともと段差がある場合、置き床工法に変更するとさらに段差が高くなってしまうので、普段の生活において、逆に不便になってしまうケースも・・・

どちらのフローリングにもメリット・デメリットが存在するので、しっかりと理解をして、何を最優先にするか決めていきましょう!

 

いかがでしたか?

遮音フローリングが苦手という人は意外に多いんです。

ただ、遮音フローリングを使っている人に話を聞くと、「生活をしているとすぐに慣れてしまった」「足に優しいのか、足が疲れにくい気がする」などの意見も頂けました!

床の踏み心地が気になってしまう人は、天井高や床仕上げの工法なども確認しながら物件選びをしていきましょう!

ぜひ参考にしてみてください!