更新日2024.02.22
公開日2024.02.22

効率良く!たくさん入る! 収納の作り方が知りたーい!

効率良く!たくさん入る! 収納の作り方が知りたーい!

リノベーションをする際「収納量を増やしたい!」というご要望のお客様はとても多いです。

マンションでは一般的にお部屋の面積の8~10%の収納量が必要とされていますが、都心の中古マンションは面積が狭いこともあり、収納がとても少ないケースが多いです。

また収納があったとしても、奥行が深かったり浅かったりすることで、とても使い勝手が想像以上に物が入らない・・・ということもあります。

限られたスペースの中で、使い勝手の良い収納をどのように作れるのかがプランニングの大きな課題になってくるのです。

 

そこで今回は、使い勝手の良い収納の作り方を、洋服の収納に絞ってお伝えしていきましょう!

目次

クローゼットの場合

主にハンガーにかかった洋服を収納するために作れているクローゼット。

省スペースで多くの洋服を収納できるのが特徴です。

一般的に男性用のハンガーの横幅が42~44センチと言われており、そこに厚手のコートなどを掛けた場合、50センチ程度の幅になると言われています。

プランニングをする上で、最も使い勝手の良いクローゼットの奥行は55~60センチで、横幅50センチ程度の洋服を掛けた際に、両端に少しゆとりが出るサイズ感です。

注意しなくてはいけないのが、クローゼットの奥行は浅すぎても、深すぎても使い勝手が悪くなるということ!

収納の奥行が浅すぎると、洋服が奥の壁やドアにぶつかり汚れてしまう、ドアに挟んで傷めてしまうなどのケースがあります。

また奥行が深すぎても、デッドスペースができてしまい空間を無駄にしてしまうのです。

 

 

ウォークインクローゼットの場合

ウォークインクローゼットや、ファミリークローゼットなどの大型収納は憧れる方が多いと思います。

ウォークインクローゼットのメリットは、なんでも収納が出来てしまうこと!

例えば、季節の荷物や、アウトドアなどの趣味のものはサイズが大きい為、ウォークインクローゼットで収納する方が向いています。

ただ、今回「洋服の収納」に絞ってしまうと、人が出入りする動線がデッドスペースとなってしまうため、収納の作り方によっては、お部屋の広さを無駄にしてしまう場合があります。

上記左の図は、よく見られるウォークインクローゼットの形ですが、動線となる部分には収納が出来ずデッドスペースになってしまっているため、一般的なクローゼットと収納量は変わりません。

その為、右の図のように居住スペースを狭くしてウォークインクローゼットを作ったとしても、収納量はほとんど変わらないのです。

 

 

大型ウォークインクローゼットの場合

では収納のカタチを変えてみましょう!

下記のウォークインクローゼットは、両側にハンガーパイプが付いているかなり大型のタイプです。

ただ、こちらも1つ目と同様に中央の動線がデッドスペースになるため、一般的なクローゼットの2つ分と同じ収納量になります。

その為、右の図のように隣り合わせの2つの洋室の間にウォークインクローゼットをつくろうとした場合、背中合わせにクローゼットを設けることで、収納量は変わらず、お部屋の広さを広げることができるのです!

 

 

大型ウォークインクローゼットの別パターン

では大型ウォークインクローゼットのハンガーパイプの設置位置を変えていきましょう!

上記の内容をみて、「ハンガーパイプの設置を、コの字やL字にすれば収納量が増えるのでは?」と考えた方がいるのではないでしょうか?

実は、ハンガーパイプをコの字、L型に増やしても、大幅な収納量の増加にはつながらないのです。

コの字にハンガーパイプを設置した場合、ハンガーパイプが交差する角は洋服がぶつかってしまう為、どちらか一方のハンガーパイプしか使用ができません。

さらに、ハンガーパイプの交差部分より奥に収納した洋服は、とても取りにくい状態となります。

その為、コの字にハンガーパイプを設置したウォークインクローゼットの角は、ほとんどデッドスペースとなってしまい収納量があまり変わらないのです・・・。

 

 

大型ウォークインクローゼットのオススメレイアウト

それでも大型ウォークインクローゼットがつくりたい!!という方のために、

最も効率よく収納ができるウォークインクローゼットのレイアウトをお伝え致しましょう!

ポイントは動線となる部分はなるべく減らし、使い勝手が悪くならない絶妙なバランス感です。

上記はハンガーパイプと可動棚を合わせたレイアウトです。

ハンガーパイプは、壁から壁まで1本通すことで最大限収納量を確保し、動線となっていた部分の一部に可動棚を設置しました。

もちろん可動棚を付けずに、お持ちの家具などを置いても良いですね!

奥行40センチ程度確保ができれば、Tシャツなどを畳んで置くことができますし、普段収納に困ってしまう帽子やバッグなどの小物類を収納することも可能です!

 

 

いかがでしたか?

収納のサイズをただ大きくするだけでは収納量や使い勝手は向上しません!

何を収納したいのかどういう使い方がしたいのかを明確にすることによって、本当に最適なレイアウトが決まってくるため、事前の収納のお打合せはとても重要になります!

ぜひ参考にしてみてください!