公開日2021.12.13

【2LDK~3LDK編】住みやすい間取りってどんなの?

【2LDK~3LDK編】住みやすい間取りってどんなの?

間取り図って見ているだけでワクワクしてきませんか?

 

「ここにあの家具を置いて、ベッドはここ」

「ソファはこんな風に配置したらいい感じかも」

「冷蔵庫はここに置いたら使いやすそうだな」

など想像がふくらみますよね。

 

今回は、間取りの基本となる種類と間取りのチェックポイントについてお話しします。

自分にとって住みやすい間取りは何か、この機会に考えてみましょう!

目次

間取りの種類

間取りには大きくわけて3つの種類があります。

より多くの人に好まれるよう考えられたリノベ済みマンションの多くは、この3つ間取りのどれかが採用されています。

 

 

田の字プラン

間取りの中で一番多いパターンがこの田の字プランです。

玄関から入って左右に居室があり、次にお風呂とトイレ、一番奥にリビングとキッチンがあります(3LDKの場合は3つ目の居室)。

 

田の字を書くような間取りから、田の字プランといわれています。

マンションといったら、この間取りを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

 

リビングの形は、バルコニー側にリビングと居室が並ぶ縦長タイプとバルコニー側一面にリビングを配置した横長タイプがあります。

 

洋室3での過ごしやすさを優先するなら縦長、LDの明るさや開放感を優先するなら横長タイプ。

何を優先するかで選び方が変わりそうです。

 

 

上の間取り図は、2LDKの田の字プランです。

左側の縦長タイプは、洋室2がフルオープンにできる引き戸なので広いLDKとして使うこともできます。

(個人的にはトイレがリビングに面しているのが、気になります…気にするかどうか、意見がわかれそうですね。)

 

横長タイプは2室とも独立しているので、寝室2部屋としてはもちろん、1つは寝室、もう1つはテレワークや趣味の部屋として使うのもいいですね。

夫婦2人だけど、1人になれる空間はマストという場合も使いやすい間取りです。

 

 

<田の字プランのメリット>

 ・居室とリビングが離れていて、独立性が高い

 ・上下階とも同じ間取りのことが多いので、騒音問題が起きにくい

 

<田の字プランのデメリット>

 ・廊下が長い分、居室の面積はせまくなる

 ・共用廊下に居室2つが面しているので、就寝時や着替えなどで外の人が気になる

 

 

 

ワイドスパン

間口(建物の横幅)が広いタイプの間取りをワイドスパンといいます。

バルコニー側の間口が7~8m以上あるものを指すことが多いです。

 

採光面積が広いので、陽当たりがよく開放感があります。

廊下が短いことが多く、デッドスペースが少ないのも特徴です。

 

バルコニーも広いので、気候のよい時期はテーブルとイスを用意して風を感じながら読書をしたり、月を見ながらお酒やお茶を楽しむのもよさそうです。

 

 

上の間取り図は2LDKのワイドスパンです。

 

ワイドスパンは多くの場合、リビングを中心につくるので、上図のようにリビング内に居室の入り口があることが多いです。

リビングで必ず顔を合わせられるので、とくにお子さんのいるご家族に人気の間取りです。

 

とはいえ、リビングを通らないと洗面所やトイレに行けないので、来客が多いご家庭にはあまり向かないかもしれません。

 

 

<ワイドスパンのメリット>

 ・採光性の高さや解放感を感じられる

 ・バルコニーを広く使える

 

<ワイドスパンのデメリット>

 ・外気に触れる面積が多めで、光熱費が高くなりやすい

 ・居室の独立性が低め 

 

 

 

センターイン

センターインは玄関をはさんで、片方にリビングスペース、もう一方に居室を配置した間取りです。

 

各居室とLDKが離れているので、プライバシーを確保しやすくなっています。

来客の多いご家庭や思春期のお子さんがいるご家庭にオススメです。

 

共用廊下に面した窓が少なく、外を通る人を気にする心配もありません。

 

 

上の間取り図は、2LDKのセンターインです。

センターインの間取りは、上図のように2面バルコニーのものも多く、採光・通風に優れています。

 

また、玄関からまっすぐ廊下がのびているのではなく、垂直に曲がっているものをクランクイン玄関といいます。

宅配業者やご近所さんが訪ねてきたときに、リビングや居室が見えにくい造りです。

(今は宅配ボックスや非対面での受け取りができるので、あまり気にしなくてもいいかもしれませんが。)

 

 

<センターインのメリット>

 ・来客スペースとプライベートスペースをきちんとわけられる

 ・リビングのドアが開いていても、玄関から室内が見えにくい

 

<センターインのデメリット>

 ・物件数が少なく、なかなか出合えない

 

 

住みやすさのチェックポイント

理想は人によっていろいろあると思いますが、次の点はどんな場合もチェックしておくことをオススメします。

あたり前のことばかりですが、内見時の何も置かれていないマンションはどうしても暮らしがイメージしにくく忘れてしまいがちな観点です。

 

 

①必要な場所に十分な収納があるか

大事なことは、“必要な場所に”収納があるかということです。

大容量の収納があっても、1か所に集中していては使いにくいですよね。

片付けるのが面倒になって散らかる原因にもなります。

 

玄関で使うものは玄関に、キッチンで使うものはキッチンに、それぞれ収納できるスペースがあるか確認しましょう。

とくにリビングに収納スペースがあると余計な家具を置かなくて済むので、空間を広く使えます。

 

 

②コンセントの位置、数

生活に必要な家電が増えて、コンセントの需要もアップしています。

どこに何個あるか、確認しておきましょう。

 

とくにあるとうれしいのが、収納の中です。

Wi-Fi機器やコードレス掃除機の充電、衣類スチーマーを使いたいときも便利ですね。

 

どこに設置するかにもよりますが、追加工事でコンセントの数を増やすことができます。

まずは担当者に相談してみましょう。

 

 

③家具配置がしやすいか

同じ広さでも、部屋の形次第で必要な家具が置けないことがあります。

 

さらに、家具が動線を邪魔しない配置ができるかもチェックしましょう。

下の図の場合、洋室2に行くためにはダイニングテーブルを迂回しないといけません。

反対側にリビング収納もあるので、この間取り図のように家具配置をする場合、あまり大きなダイニングテーブルは避けたほうがいいですね。

 

ちょっとしたことですが、毎日のこととなるとストレスになります。

希望の家具を置いてもスムーズな動線が確保できるか、確認しましょう。

 

 

④引き戸なのか、開き戸なのか

LDKの横に居室がある場合、

・引き戸:広々LDKとしても、個室としてもフレキシブルに使える

・開き戸:個室としてプライバシーをしっかり確保できる

といった違いがあります。

 

目的や家族構成、ほかの居室の条件に合わせてどちらが自分に合っているか、確認しましょう。

 

マンションの構造や工事のタイミングにもよりますが、引き戸を開き戸に、開き戸を引き戸に変更することもできます(別途、追加工事代がかかります)。

ドアのタイプがネックになっている場合は、不動産会社の担当に追加工事で変更できないか相談してみましょう。

 

 

【まとめ】暮らしているイメージをふくらませよう!

「どんな暮らしがしたいか」で、あなたにとって住みやすい間取りの基準は変わってきます。

 

完成しているリノベ済みマンションの中から、100%理想通りの間取りを見つけるのは難しいかもしれません。

「どんな暮らしがしたいのか」をよく考え、その部屋で暮らすイメージをふくらませましょう。

 

コンセントやドアのように、追加工事で変更できることもあります。

予算とのバランスもありますが、「ここを変えたらもっと暮らしやすくなる!」と思えたらカスタマイズしてみるのもいいですね。