公開日2021.12.20

中古+リノベの保証ってどうなってるの?

中古+リノベの保証ってどうなってるの?

予算や間取り、周りの環境のことなど、住まい購入時の不安は尽きません。

さらに、購入後に安心して暮らしていけるような保証があるのかも気になるところです。

 

新築は10年保証があるけど、中古ってどうなんだろう?リノベーションすると保証はどうなるの?と心配になってきますよね。

 

今回は中古+リノベの保証について、お話しします。

目次

中古物件の保証は期待できない?

リノベーションされていない中古マンションの売主は、業者ではなく個人のことが多いです。

個人の売主の場合、一般的な保証期間は3カ月

業者が売主の場合は保証期間が2年なので、それと比べるとずいぶん短いですよね。

 

さらに「設備の不具合については保証しない」「すべて免責とする」というような特約を定めている場合もあり、売主からの保証は期待できません

 

 

リノベ業者の保証が大事

売主からの保証が期待できない分、大事になるのがリノベーション業者の保証です。

 

ただ、リノベーションの工事請負契約は、新築住宅やリノベ済みマンションのような保証期間を定めた特定の法律がなく、保証期間1年が一般的です。

 

とはいえ、この1年保証も義務ではなく、事業者独自のサポートサービスとして付けているものです。

そのため、アフターサービスの充実した業者から最低限の業者まで、保証期間や保証内容は業者により大きく異なります。

永く安心して住むために、業者選びの際はどのような保証が受けられるかを確認しておきましょう。

 

 

メーカー保証も受けられるんじゃないの?

テレビや冷蔵庫などの家電には、メーカー保証がついていますよね。

キッチンやお風呂などの住設備メーカーにも保証があるんだから、業者以外にそれも受けられるんじゃないの?と思われるかもしれません。

 

しかし、メーカー保証の対象は施主ではなく、実際に設備を購入したリノベ業者です。

対象者はリノベ業者なので、リノベ業者が保証してくれないとメーカー保証も意味をなさないのです。

 

 

安心して過ごすためのチェックポイント

リノベ業者の保証が大事なのはわかったけど、どんな業者を選べばいいの?と思いますよね。

次の3点をチェックしてみてください。
 

  1. 保証期間・保証範囲
  2. 検査体制
  3. お客様相談室

 

 

①保証期間・保証範囲

保証期間は、1~10年まで業者によりさまざま。

給排水管・ガス管の重要インフラは10年、内装は1年など、施工箇所別に期間が異なっていることが多いです。

 

中古+リノベの保証範囲は工事を行った部分のみが対象です。

とくに給排水管などの重要インフラは、不具合が発生すると大きなトラブルにつながりやすいのですが、工事されていない既存部分は不具合が起きても保証の対象外となります。

 

しかし、住む人の立場で考えれば、新規部分も既存部分も関係ありませんよね?

中にはそういった区別なく保証をつけている会社もあるので、保証期間だけでなく保証の範囲もよく確認しておきましょう。

 

 

②検査体制

いくら保証があっても、すぐにトラブルが起こるようでは困りますよね。

工事前・工事中・工事後のタイミングでそれぞれ検査されているか、どのような検査を行っているか確認しましょう。

また、検査結果がどうだったのか、完成後に見えなくなる部分の写真を残してあるとより安心できます。

 

 

③お客様相談室

トラブルがあったとき、すぐに連絡できる場所があるかも大切なポイントです。

仲介業者を通すことなく担当者につながれば、対応を待たされることも、何度も同じ説明をすることもありません。

さらに、トラブルはいつ起きるかわかりません。

365日いつでも対応してくれるかどうかも見ておきましょう。

 

 

リノベ業者が倒産したらどうするの?

せっかくの保証も、業者がなくなってしまったら意味がありません。

あってほしくないことですが、万が一の場合が心配なら、リフォーム瑕疵(かし)保険に加入して対応することができます。

 

リフォーム瑕疵保険に加入すれば、業者に万が一のことがあっても保険会社が補修費を払ってくれるので安心です。

個人で入ることはできないので、「住宅瑕疵担保責任保険法人」に登録している業者に工事を依頼して加入しなければいけません。

どのリノベ業者でも加入できるわけではないので、加入を検討している人は注意してください。

 

国土交通省「リフォーム瑕疵保険について」

 

瑕疵保険に加入すると保証が受けられるだけでなく、適切な工事が行われたか、第三者(建築士)によって検査がされます。

保証と検査、2つの安心が得られますね。

 

ただし、加入自体はリノベ業者が行うものですが、保険料はお客様負担となるケースが多いです。

保険に加入すれば安心ですが、費用とのバランスを見て考えましょう。

 

 

【まとめ】中古+リノベの安心はリノベ業者の保証がカギ!

個人の売主が多い中古物件は、物件自体の保証を期待できません。

安心して永く住むためには、リノベ業者がどんな保証制度を設けているか、よく確認することが大切です。

 

プランや施工技術の質だけでなく、保証の質も見極めて、快適なリノベライフをスタートさせましょう。