2023.09.07 TOPICS
【リノベコラム】その給水管、ホントに大丈夫?


中古マンションの購入をする際の不安ポイントとして「給水管」と挙げる人が多くいらっしゃいますが、なぜ給水管が古いと不安なのか・・・その理由を知っていますか?


今回は、マンションの給水管について、お話していきましょう!!


 


 


そもそも給水管とは?


給水管とは、公営水道から各家庭に水を供給する水道管のことを指します。


この給水管ですが、1995年以前に建設されたマンションは今の給水管の素材とは異なり、【鉄管】と言われる鉄製の管の使用が一般的で、現在の漏水の被害の多くがこの鉄管の腐食によるものだと言われています。


 


鉄管は約5年後から徐々に錆が発生すると言われており、15年~20年後には管の内部に錆のコブができ、



  • 水の流れが悪くなる

  • 管の内部に穴や亀裂が入り漏水が起こる

  • 蛇口から赤茶色のサビ水が出る


などの現象がでてきます。


蛇口から出てくるサビ水は、しばらく流し続けることできれいな水に戻ると言われていますが、給水管には多くの錆が出来ていますので、注意が必要です。



 


もし給水管の劣化による漏水を起こしてしまったら・・・


マンションの場合は、各住戸の水道メーターから室内側の給水管は専有部分とされており、もし漏水により下の階への被害が出た際は、その原因となる住戸の所有者に賠償の責任が発生します・・・


 


 


現在の給水管は腐食しない!?


1995年以降から徐々に鉄管の使用がなくなり、現在では『架橋ポリエチレン管』という、いわゆるプラスチックでできた管を使用しています。


架橋ポリエチレン管は


・耐寒性、耐熱性がある(0~95℃と使用可能温度の幅が広い)


・耐食性に優れている(錆の心配がない)


・可とう性があり柔軟なので、施工の自由度が高い


・軽量で運搬や取り扱いがラク


などのメリットがあり、使い勝手がよく腐食の心配がないことから、現在の住宅の給水管ではほとんどがこの架橋ポリエチレン管が使用されています。



 


給水管の工事は、大掛かりな工事です!


古い給水管の危険性、交換した方がいい理由は伝わったかと思いますが、給水管交換は簡単な工事ではありません!



給水管は、主に床下や壁の中を通っています。


交換にあたって床や壁の解体、設備機器の脱着が必要になる為、もちろん1日や2日間程度ですぐにできる工事ではなく、もし現在のお住まいで給水管の交換をしようとした場合、一時的な仮住まい、荷物の移動が必要になる可能性があるので、注意が必要です!


 


如何でしたか?


何かが起きてからでは遅いのが、重要インフラと言われる給水管!


ご自宅、購入予定の中古マンションが1995年築以前であれば、鉄管を使用していないかのチェックをした方が良いかも!


もし使用されているようなら、このタイミングに給水管の交換、間取り変更などを含めたフルリノベーションをオススメ致します!


ぜひ参考にしてみてください!